たくさん聴かな、あかんやん。

都内在住私大生。自分の心に正直に書きます。

こんばんは。
本日は、久しぶりにオペラを見て参りました。

2010年7月18日(日) 13:00開場 14:00開演
@東京文化会館
東京二期会オペラ劇場 4部からなる劇的物語「ファウストの劫罰」


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ファウスト:樋口達哉
マルグリート:林正子
メフィストフィレス:泉良平
ブランデル:北川辰彦
舞踊:H・アール・カオス(メインダンサー:白河直子)
演出:大島早紀子
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:ミシェル・プラッソン

ベルリオーズ:4部からなる劇的物語「ファウストの劫罰」


フランス・オペラ、というかオペラの鑑賞自体がこれで3回目なので(初オペラは「カルメン」次がヤナーチェク「ブロウチェク氏の旅行」日本初演!)、大した事は全く書けません。悪しからず。

今回の作品はゲーテの「ファウスト」に心酔したベルリオーズの「ファウストの劫罰」。
もともとは、「ファウスト8景」という管弦楽曲でしたが、後に改作、今の形に至ります。
この曲は、あくまで「劇的物語」であり、オペラとは少し違いますね。演奏会形式で上演されることも多いようです。
ベルリオーズ作品における、リズムの弾力や管楽器の活躍、甘美かつ上品な旋律などの特徴は多く見受けられ、特に第4部のマルグリートの処刑を聴いて動転するファウストとそれに応じるメフィストフェレスの対話の疾走感など、たまらないものがあります。また、第2部、第4部のそれぞれの終結部では、色彩だけではない崇高な音楽が展開され、聴く者の心を打ちます。
一度観ただけですが、すっかりこの作品に恋をしてしまいました・・・。
さて、本日の舞台の演出は、大島早紀子氏です。バレエなどの振付を専門とされていて、最近オペラ演出に進出されているようです。主宰するH・アール・カオスによる舞踊を全編にわたって使用した舞台づくりで、ワイヤーすら用いたダイナミックな身体表現は迫力満点でした。

そして、指揮はフランスの名匠、ミシェル・プラッソン。トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団を指揮して大量のフランス音楽をEMIに録音しています。
スター指揮者では決してなく、実直な職人肌の指揮者ですが、彼の音楽の音色は洗練され尽くしており、ベルリオーズの「幻想」をかつて耳にした時、あまりの美しさに心奪われたことをよく覚えています。

―さて、具体的な話に話題を移しましょう。
幕が開くと、まず現れたのは老ファウスト。ベルリオーズは、直前に初演され評判になった自身の「ハンガリー(ラコッツィ)行進曲」の流用、また独立運動が起こっていたハンガリーへのオマージュといった目的があり、「ファウスト」には無いハンガリーでの場面を最初に置いたといわれます。
ファウストの後ろの方では、常にダンサー達が激しく動き回ります。今回、3階席での鑑賞でしたが、ドタンバタンという音がはっきりと聴こえました(笑)。
この舞踊を多用した演出の一つの目的として、登場人物の暗喩的心理描写があると思います。ファウストが絶望に苛まれると、ダンサー達が突如階段から転げ落ちたり、また這い上がろうとしたり。もしこれが本当に目的の一つならば、かなり成功しているといっていいでしょう。オペラ演出の新たなアプローチの開拓だと思います。
ただ、先ほど作品についての項で触れたような静謐な場面でも、相変わらず忙しなく動き続けるのは如何なものかと思います。舞台にどうしても目が行ってしまって、折角の美しい音楽への感興が削がれました。
また、大島氏は舞台上の合唱の整理にも目が行き届いており、特に、第1部の天からの合唱(小さな窓のようなところから合唱が姿を現していました)や、ライプツィヒの酒場でブランデルやメフィストフィレスと大衆が歌い踊る場面では、大きな机を分割したり、再び繋げたりして効果的に活用していました。

ここまで、演出について賞賛してきましたが、オーケストラ、歌手の演奏も大変完成度の高いものでした。
歌手では、何と言っても林正子の圧倒的な歌唱力が際立ちました。登場は第3部と遅めのマルグリートですが、高音、弱音を問わず豊麗な声で、一気に心を鷲摑みにしてきました。あそこまでの繊細な歌唱が出来る歌手は、海外でもそうはいないのではないでしょうか。今後に期待です。
男性陣は手堅い出来というべきでしょう。ファウストの樋口達哉は明るめの声で、高音の張りの良さと演技力は高く評価したいですが、ここぞという時の切迫感に欠けており、その点だけを問題とするならばもう一方のキャストの福井敬が圧倒的だったのだろうと思います(私的には、福井氏が聴きたかったのですが)。メフィストフィレスの泉良平は、その貫禄のある舞台姿が大変結構でしたね(笑)。肝心の声も、悪魔的な笑い声をはじめ、役柄によく合っていたのではないかと思います。
そして、何よりもプラッソンの熟達の指揮!さすが伝統の伝承者だと頷きました。
まもなく80代になろうというプラッソンですが、順調に円熟してきているようです。EMIの「幻想」より幾分統率はゆるくなったように感じましたが、ファウストの地獄落ちなど、要所では確実に舞台をリードしていました。
しかし、残念ながら少々音楽のメリハリが見えにくかったことも事実です。最も、これは彼だけの問題ではなく、オケピットを深く沈めてしまった舞台監督の責任でもあるはずです。東京フィルも、バンダ等も含めほぼ完璧にプラッソンの意図に応え、色彩感のある響き(特にトランペットと弦楽のパリっとした音色!)を創り出していただけに、これは非常に惜しまれることでした。

少しばかりの問題もあったものの、ベルリオーズの傑作の価値を再認識できた、良い舞台でした。大変満足しています。

こんにちは。

つい最近、学校の修学旅行で伊勢に行って参りました。

伊勢神宮の、月次祭を中心に、多くの建物を見て回りました。
また、おかげ横町では友人とともに色々と食べ歩きました。

とても素晴らしい経験となりました!

ですが、一番素晴らしかったのは、神宮でもおかげ横町でもなく、
伊勢湾に広がる、夫婦岩とその周辺の自然風景でした・・・。

普段は残念ながらあまり自然に接する機会の無い私ですが、今回は本当に感動しました。
こんな風景が地球にあるのか!という思いで感極まって涙がこぼれ、
すぐ近くに神がおはされる、と考えると頭を垂れずに入られませんでした。

また御参りしたいと思います。


さて、ここでおかげ横町で私が食べ歩いた品々を少しご紹介いたしましょう!
(撮影:私の友人 ありがとうございました)

まず、赤福本店にて赤福を頂きました。
本店はずっしりと重厚な、歴史の重みを感じさせる建物で、そこで食べる本家の味わいはやはり格別!
美味しく頂きましたよ。

続いて、伊勢うどん。
これも名物の一つで、昔から、観光客にすぐ提供するためにコシのない麺を使用しています。
味は、正直そこまででもないかな・・・?何回も食べようとは思いません。

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そして、意外にラーメン屋も発見しました。
横町の路地裏でひっそりと営業していらっしゃいましたが、味はなかなか美味!
松坂牛の骨を使用しているということで、独特の風味を満喫しました。
あぁ・・・写真を見ていると腹が鳴ってしまいますね。

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その他に、松坂牛肉まん、抹茶のソフトクリームなども食しました。
伊勢の方の温かい人柄も相まって、大変気持ちよく食べ歩くことができましたよ。

最後にこんな一枚。
横町の入り口に、にゃんこがうずくまっていました。
表情の可愛いこと!
ばっちりと写真に収めてくれた友人に感謝します。

和みませんか、コレ?

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今晩は。

先ほど、インバル指揮都響の演奏会を聴いて参りました。

2010年6月19日(土) 18:20開場 19:00開演
東京都交響楽団第701回定期演奏会 Bシリーズ
@サントリーホール


マーラー:交響曲第2番「復活」

ソプラノ:ノエミ・ナーデルマン
メゾソプラノ:イリス・フェルミリオン
合唱:二期会合唱団(合唱指揮:長田雅人)
管弦楽:東京都交響楽団
コンサートマスター:矢部達哉
指揮:エリアフ・インバル


いやあぁ・・・
マーラー、そして大編成オーケストラを聴く喜びに満たされた演奏会でした。

総論としては、かなり独特なマーラーでした。
これがインバルのマーラーか!と、感動とともに驚嘆しました。

私は、3月に3番(31日の方、2009年度ベスト・コンサートに輝きました)を聴きました。
本当に素晴らしい演奏で、ぐうの音も出ませんでしたが、今考えると、あれは彼にしてはかなりオーソドックスな解釈だったのだと思います。
曲の違いによるところも大きいでしょうが、3番ではゆっくりとしたテンポで大らかに曲の表情を描いていたのに対し、今回の2番「復活」は、相当に大胆なテンポ・音量の変化をもって、曲の「死→復活」という観点にフォーカスしていたように思います。
インバルの頭の中では、第1~4楽章はじっくりやって、第5楽章で一気に爆発という、構成が組まれていたのかもしれません。

18時20分にホールに入ります。会場には、音楽評論家の東条氏もいらしていました。
あれ?この前までウィーンにいらしたんですよね?忙しい方です。
これから創造されるであろう名演を、皆が待ち焦がれていました。

編成は、マーラーですので、当然巨大です。弦楽は6プルト。
バンダを含めると、トランペット・ホルンはそれぞれ約10本ずつ用意されていました。
さらに、ティンパニは二対。他にもタムタム、バスドラム、シンバル(重ね合わせるものとバチで叩くものの二種類)など、無数の打楽器群。そして、それに合唱とパイプオルガンが加わります。

3番もこういった感じでしたが、また少し違った編成で、ステージに目を奪われます。
椅子だけでも興奮しますが、いざ団員の方がいらっしゃると「うわ~」という感じですね。

やがて、いつもの黒いスーツを身に纏ったインバルが登場、大きな拍手。

―鋭くタクトが振り下ろされ、ヴァイオリンのトレモロにより第1楽章が開始されます。
この後に続く、聴きどころの低弦は、思いの他かなり整然としており、理知的で、なおかつ緊張感がありました。

大抵の指揮者はここを荒々しく弾かせ、ウケをとる(?)ものですが、インバルほど円熟した指揮者ともなると、そんなことをしないのですね。

この楽章はやや遅めのテンポで進みます。そのお陰で、全管弦楽の突進は重戦車のような迫力を伴い、また弦楽合奏は血の滲むような、生々しい響きを生みだしました。
また、楽章中度々現れる「静寂からの蠢き」も独特のテンポ処理をしていました。
最も頻繁に聴かれたのは、オーケストラの全休止。
相当数あったように思います。効果を発揮しているかというと、やや微妙かもしれません。それほど弊害はないですが。
また、弦楽の、楽園的で印象的な旋律が随所にありますが、そこはかなりテンポを落としていました。復活後の来世への美しい憧れを強く強調しているように思えました。
さらに、低弦による地底からの蠢きのような箇所(楽曲後半です)も、相当遅いテンポで始め、ホルンなど楽器が増えるにつれて徐々に加速していくという、離れ業を達成していました(都響のコンバス拍手!!)。

続く第2楽章も、ゆったりとしたテンポによる演奏。
都響の弦楽が、甘いポルタメントを伴って響きます。後半のピツィカートも音量に区別をしっかりつけていました。
フルートの悲しく吹く風のような旋律も感情豊か。

ここで、オケははけずにインバルだけが退場し、しばし休息。
合唱・ソリスト2人が入場します。どちらもP席に配置され、ソリストの上に合唱団がいます。

そして、第3楽章。ティンパニの乱打。大き目の音で始まりました。
ステージ左上には、ムチのような「パンパン」という音を出す楽器(名前をなんというのでしょう)を演奏する奏者が見えます。
インバルも、小柄な体を上下にゆすってリズムをとっています。
オーボエの、田舎の涼風のようなのどかな旋律が心をくすぐったかと思えば、トランペットの嘲笑、輝かしいファンファーレと、ひっきりなしに曲想が入れ替わる楽章です。ファンファーレは何度も再現されるのですが、そのうちに爆発し、第5楽章冒頭を予言します。
こういった場面わけも、インバルはしっかり行っているようです。
タクトの振り方一つでホルンの音色が変わるのを目の当たりにしました。

また、終結近くの全弦楽の切羽詰まった、息苦しい響きも見事。

アタッカで第4楽章へ。
第3楽章の終わりごろから、アルトにスポットが当たっています。
フェルミリオンは、愁いのある声で素晴らしい。3月の3番の時より、明らかに良いです。
ただ、もう少し音量に強弱があると完璧なのですが。
この楽章では伴奏の木管が大活躍です。クラリネットの不安げな音色など最高!

そして、やはりアタッカで第5楽章へ!!
いきなりテンポアップ。これはびっくり。
冒頭のドカンとくる打楽器の後の、バスの刻みのスピードがむちゃくちゃ速い。
運指が大変でしょう。
その後はもうツボにはまりまくりの大演奏でしたが、少し独特だな、と思った点がいくつかあります。

一.スネアドラムをはじめとする打楽器の総クレッシェンドがやけに短い。
ほとんどの指揮者はかなりじっくりやりますよね?
ちなみに、その後の行進曲は弦楽中心部分をテンポ落としてました。アバドなどと同じ解釈ですね。大好きです。

一.フィナーレの壮大な復活動機の部分で、トランペットのベル上げをしてました。
あれは皆さんされるのでしょうか?この前、インバル指揮フィルハーモニアの「巨人」でもフィナーレで同じことをしていました。
音が飛んで、相当効果的なのは間違いないと思いますが、楽譜にはどう記載されているのでしょうか?どなたかご教示ください。


演奏者について少し。

合唱は、バスがもう少し多くて良いと思いますが、表現は流石二期会、でした。
ソリストは、メゾの陰りのある声とソプラノの開放的な声の対比が楽しい。

そして何より都響!!
ほんっとに素晴らしい!
エキストラとか関係なく、このステージに載られていた皆さん、全員素晴らしかった。
弦楽は間違い無く、日本一。特に今回は、矢部コンマス+山本フォアシュピーラーという最高の布陣。
特に矢部さんの強力なリードがパート内にきちんと伝わっているので、生物のようにうねる第1Vnは見ていてカッコいい。

広田さんをはじめ、木管も繊細。

これで金管が最強奏でも乾いた音色にならず、また全管弦楽の再弱音が濡れたような質感の音になったら、間違いなく世界最高のマーラーオケです。

インバルとの共同作業も順調で、今や彼らはインバルの手足といえるでしょう。
3番の時より明らかにオケの食い付きが良い。


とにかく、本当に感動的な「復活」だった。

3月の3番、ブル8、チャイ4と併せて、早くCD化して下さい、EXTONさん!
(追記:CD化は11月中旬の見込み。)

今晩は。

先ほどアップしたように、コンサートに行ってまいりました。

2010年6月12日(土) 16:30開場 17:00開演
@愛知県芸術劇場コンサートホール

スウェーデン放送合唱団 二大レクイエムの夕べ

モーツァルト:レクイエム(ジュスマイヤー版?)
フォーレ:レクイエム(1893年版)


合唱:スウェーデン放送合唱団
ソプラノ:リサ・ミルネ メゾ・ソプラノ:クララ・ムーリツ
テノール:ジョシュア・エリコット バス・バリトン:ジョナサン・エミル
指揮:ペーター・ダイクストラ
管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団


まずモーツァルトについて。

月並みな言い方ですが、合唱の凄さを思い知らされました。
オルガンよりも、管弦楽よりも、ソリストよりも合唱が今日は凄かった。

技巧的なことで言えば、歌いだし。低音から高音まで無理のない発声で、はっきりと聴き取れました。
超弱音から最強音までのダイナミックレンジも、恐ろしく広いです。
音楽の表情付けという点では、指揮者ダイクストラの趣向でしょうか、やや中庸でした。
「キリエ」の部分も、バーンスタインの厳粛さや、アーノンクールの密やかさはありません。

しかし、ゆるやかに弧を描くようななめらかな音楽には、それ特有の魅力があります。
特に、「ラクリモーサ(涙の日)」の清らかな中に深い悲しみを湛えた響きは、本当に素晴らしかった。

最終曲「コンムニオ(聖体拝領唱)」のオルガンの低音、オーケストラ、全合唱による終結は、まさに朗々と響き渡りました。

しかし、フォーレでは大きな問題がありました。演奏とは別のことです。

腹立たしいのは、名古屋の聴衆のマナーの悪さ。

本当に、今日は酷かった。

第5曲「アニュス・デイ」~第6曲「リベラ・メ(我を許し給え)」の間だったと思います。
オケ・合唱とも静まり返った時、携帯の着信音が30秒ほど鳴り響きました。
それに動揺して後ろを振り向く客も客ですよ。
全く動じず(内心怒っていたと思いますが)リベラ・メに含まれるディエス・イレ(怒りの日)などで渾身の名唱を聞かせてくれた合唱団には、手の皮がむけるほど拍手しましたけどね。

さらに酷いのは、フォーレの「イン・パラディスム(楽園にて)」。最終曲です。目を閉じて、楽園の世界に浸っていました。魂が浄化され、体が消えていきそうな終結・・・この後は、長い沈黙が絶対に必要です。
まあ、特に長く続くとは思っていませんでしたが、ダイクストラがタクトを下ろす前に盛大な拍手。
ですが、一回「気まずい」という感じで止みました。そしてタクトを下ろすとまた拍手ですよ。

見るも無残でした。
(追記:終演後のサイン会でダイクストラ氏に「拍手が早すぎたと思うのですが」と問いかけると、「僕はそのことについては何も出来ないからね。仕方ないよ」と、つまらなそうな顔で仰っていました)

名フィルにしても名古屋に来る外来オケにしても、派手な名曲路線ばかりだからこういうことになるのでしょうか?
合唱ということで、普段はあまりコンサートに行かない人達が来ていたのでしょうか?

いずれにせよ、着信音は防げたハプニング。ホールもきちんと通信遮断をして欲しいですね。

総論としては、指揮者ダイクストラは、合唱指揮者ですが、オーケストラにも的確な指揮を示していましたし、モーツァルトでのティンパニの強い叩かせ方など、しっかりとした音楽的主張を持っているように感じられました。
しかし、フォーレでは中間の曲をやや持て余しているような印象もあり、やはりフォーレ特有の曖昧模糊とした雰囲気を醸し出すには、指揮者としての熟練が必要なのかなぁ、とも思います。

名フィルについては、決して弾けていないわけではないのですが、どうも味わいが淡白なのです。
弦楽は深々とした音色を随所で聴かせていましたが、管楽器が単調。モーツァルトのトロンボーン、フォーレの「ディエス・イレ」部分直前のホルンなど、水っぽくてしょうがない。
シェフのフィッシャーに慣れているせいかもしれませんが、ちょっと物足りませんでした。

ソリストの4名は、テノールが出色。最近のテノールらしい、澄んだ声でした。
他は平均点というところ。ただ、バス・バリトンはやや発声に難があったように思います(これは席の関係かもしれません)。

全体的に、モーツァルトの方が高レヴェルの演奏でした。

ではでは。

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