November 22, 2010
ルツェルン国際音楽祭2011
どうもです。
やや季節はずれですが、今年のルツェルン国際音楽祭ではアバド指揮の祝祭管弦楽団により
マーラーの第9交響曲が演奏されましたね。
昨年は、同じくマーラーの1番、4番が演奏され、
うち4番はNHKでも放送されたので、印象に残っている方も多いかと思います。
気心知れた指揮者と楽団による、誠に伸びやかな秀演だったことが記憶に新しいです。
第1のDVDはすでに発売済、第4はもうすぐ発売になるようです。
さあ、アバド/ルツェルン祝祭管の新・マーラー全集も残す所、あと「第8」「第10」のみとなりました。
こんなところをふと考えていた時、何気なくルツェルン国際音楽祭のページを開いてみると・・・
おおおお!もう来年度のプログラムがアップされているではないですか!
こちらです。(気づくの遅かったかしら?)
ここで、気になるオーケストラ・コンサートをピックアップ。
8月10日、12日、13日
クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団
ピアノ:エレーヌ・グリモー
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
マーラー:交響曲第10番より アダージョ
今年のオープニング公演。
常連グリモーとのブラームス、瑞々しい演奏が聴けそう!
今年のマーラーは10番のアダージョのみ。
ベルリン・フィルでは同年に全曲を指揮するはずなので、
リリースはそちらからなのでしょうか?
8月19日
クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ブルックナー:交響曲第5番
アバドのブル5かぁ・・・あまり合わないような気がする。
とはいっても、ウィーン・フィルとの旧盤は未聴なのですが、
同じプログラムをハイティンクが振ったらなぁ・・・と思うとヨダレが(爆)
20日にはクリスティーネ・シェーファーの出演で、前プロのモーツァルトだけが変更になると思われます。
8月24日
ハインツ・ホリガー指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
ヴァイオリン:トーマス・ツェートマイアー
リスト:暗い雲(ホリガー編)、災厄の星(ホリガー編)
ホリガー:ヴァイオリン協奏曲
シューマン:ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲、交響曲第1番「春」
ぬおぉ・・・ホリガー渋い。
自作や編曲物に加え、シューマンを2つと、かなり長めのプログラムではないでしょうか?
そういえば、ホリガーが最近名フィルに客演した時も、シューマンの1番を振っていましたね。お気に入りでしょう
か?また実力派ツェートマイアーの登場も嬉しい。
8月26日
クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団アンサンブル
ブラームス:セレナーデ第1番(ホルヘ・ロッター編曲)←reconstructedというのは編曲でしょうか?
シェーンベルク:室内交響曲第1番
ブラームスのセレナーデはアバドのお気に入りで、ベルリン・フィルとの録音もあります。
シェーンベルクは昔からお得意ですね。
8月28日
リッカルド・ムーティ指揮シカゴ交響楽団
バーナード・ランズ:Danza petrificada
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
マエストロ・ムーティが再びルツェルンに登場。
オケはもちろん最強集団シカゴです。
ショスタコでは第10、第11あたりが聴きたかったけれど、今回の5番、筋骨隆々とした演奏になるんでしょうかね。
なお、翌日にもヒンデミット、シュトラウスのプロで演奏会があります。
8月31日
サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
これまた最強集団ベルリン・フィルはマーラーで勝負。
夏休みの終わりをカウベルの響きで飾れ、ってか。
こちらも翌日に、ブル9をメインとする演奏会あり。
9月2日
ピエール・ブーレーズ指揮ルツェルン祝祭アカデミー管弦楽団
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
メシアン:クロノクロミー
ブーレーズ:Éclat/Multiples
マーク=アンドレ・ダルバヴィ:Concertate il suono
現代音楽は門外漢。聴いてみたら面白いんですけどね。
ちなみに、2011/12年のシーズンで都響もブーレーズのÉclat/Multiplesを取り上げます。
(野平一郎または杉山洋一の指揮)
このコンビは他にも2プログラムほど披露。
9月4日・5日
アンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
4日
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
R.シュトラウス:楽劇「サロメ」より 7つのヴェールの踊り
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
5日
ピアノ:イエフィム・ブロンフマン
ベートーヴェン:「アテネの廃墟」序曲、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」
これは面白い!!師匠のヤンソンスでなく弟子のネルソンスに率いられるコンセルトヘボウ管。
指揮ぶりはそっくりですが、果たして音楽はどうなのか・・・。
9月9日
クリスティアン・ティーレマン指揮ザクセン・シュターツカペレ・ドレスデン
ブルックナー:交響曲第8番
ぬぉぉぉ!!極めつけ。と同時にまたかい。
でも世界最高の音響を誇るルツェルンでこそ聴きたいですなぁ・・・。
2012年の来日公演でも同曲やってほしい。
翌日、ブゾーニ、プフィッツナー、ブラームス等を演奏。
9月15日
リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 序曲とバッカナール
ブルックナー:交響曲第6番
ブル6は、コンセルトヘボウとの名盤がありますね。期待大。
他にも、
・ハーディング指揮マーラー室内管の「魔笛」(演奏会形式、合唱はアルノルト・シェーンベルク合唱団!)
・ハイティンク指揮ヨーロッパ祝祭管のブラームス特集
・デュトワ指揮フィラデルフィア管の「幻想」
・ホーネック指揮ピッツバーグ響の
・メータ指揮イスラエル・フィルのチャイコフスキー特集(レーピンのヴァイオリン協奏曲含む)、舞曲特集(締めは「ボレロ」)
・ルツェルン響のブリテンのオペラ
・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルのスクリャービン他(ヴァイオリン:ユリア・フィッシャー)
・ウェルザー=メスト指揮ウィーン・フィルのドヴォルザーク他のプロ、シュトラウス他のプロ
・ネゼ=セガン指揮ウィーン・フィル(「未完成」「ダフクロ」他)
・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンのブルックナー他(バレンボイムはモーツァルトを弾き振り)、ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕(演奏会形式)とノタシオン(!!)
があります。
本当にプログラム数が多い・・・これオケだけですよ。
スイス人は羨ましいです。
ではでは。
やや季節はずれですが、今年のルツェルン国際音楽祭ではアバド指揮の祝祭管弦楽団により
マーラーの第9交響曲が演奏されましたね。
昨年は、同じくマーラーの1番、4番が演奏され、
うち4番はNHKでも放送されたので、印象に残っている方も多いかと思います。
気心知れた指揮者と楽団による、誠に伸びやかな秀演だったことが記憶に新しいです。
第1のDVDはすでに発売済、第4はもうすぐ発売になるようです。
さあ、アバド/ルツェルン祝祭管の新・マーラー全集も残す所、あと「第8」「第10」のみとなりました。
こんなところをふと考えていた時、何気なくルツェルン国際音楽祭のページを開いてみると・・・
おおおお!もう来年度のプログラムがアップされているではないですか!
こちらです。(気づくの遅かったかしら?)
ここで、気になるオーケストラ・コンサートをピックアップ。
8月10日、12日、13日
クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団
ピアノ:エレーヌ・グリモー
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
マーラー:交響曲第10番より アダージョ
今年のオープニング公演。
常連グリモーとのブラームス、瑞々しい演奏が聴けそう!
今年のマーラーは10番のアダージョのみ。
ベルリン・フィルでは同年に全曲を指揮するはずなので、
リリースはそちらからなのでしょうか?
8月19日
クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ブルックナー:交響曲第5番
アバドのブル5かぁ・・・あまり合わないような気がする。
とはいっても、ウィーン・フィルとの旧盤は未聴なのですが、
同じプログラムをハイティンクが振ったらなぁ・・・と思うとヨダレが(爆)
20日にはクリスティーネ・シェーファーの出演で、前プロのモーツァルトだけが変更になると思われます。
8月24日
ハインツ・ホリガー指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
ヴァイオリン:トーマス・ツェートマイアー
リスト:暗い雲(ホリガー編)、災厄の星(ホリガー編)
ホリガー:ヴァイオリン協奏曲
シューマン:ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲、交響曲第1番「春」
ぬおぉ・・・ホリガー渋い。
自作や編曲物に加え、シューマンを2つと、かなり長めのプログラムではないでしょうか?
そういえば、ホリガーが最近名フィルに客演した時も、シューマンの1番を振っていましたね。お気に入りでしょう
か?また実力派ツェートマイアーの登場も嬉しい。
8月26日
クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団アンサンブル
ブラームス:セレナーデ第1番(ホルヘ・ロッター編曲)←reconstructedというのは編曲でしょうか?
シェーンベルク:室内交響曲第1番
ブラームスのセレナーデはアバドのお気に入りで、ベルリン・フィルとの録音もあります。
シェーンベルクは昔からお得意ですね。
8月28日
リッカルド・ムーティ指揮シカゴ交響楽団
バーナード・ランズ:Danza petrificada
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
マエストロ・ムーティが再びルツェルンに登場。
オケはもちろん最強集団シカゴです。
ショスタコでは第10、第11あたりが聴きたかったけれど、今回の5番、筋骨隆々とした演奏になるんでしょうかね。
なお、翌日にもヒンデミット、シュトラウスのプロで演奏会があります。
8月31日
サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
これまた最強集団ベルリン・フィルはマーラーで勝負。
夏休みの終わりをカウベルの響きで飾れ、ってか。
こちらも翌日に、ブル9をメインとする演奏会あり。
9月2日
ピエール・ブーレーズ指揮ルツェルン祝祭アカデミー管弦楽団
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
メシアン:クロノクロミー
ブーレーズ:Éclat/Multiples
マーク=アンドレ・ダルバヴィ:Concertate il suono
現代音楽は門外漢。聴いてみたら面白いんですけどね。
ちなみに、2011/12年のシーズンで都響もブーレーズのÉclat/Multiplesを取り上げます。
(野平一郎または杉山洋一の指揮)
このコンビは他にも2プログラムほど披露。
9月4日・5日
アンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
4日
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
R.シュトラウス:楽劇「サロメ」より 7つのヴェールの踊り
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
5日
ピアノ:イエフィム・ブロンフマン
ベートーヴェン:「アテネの廃墟」序曲、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」
これは面白い!!師匠のヤンソンスでなく弟子のネルソンスに率いられるコンセルトヘボウ管。
指揮ぶりはそっくりですが、果たして音楽はどうなのか・・・。
9月9日
クリスティアン・ティーレマン指揮ザクセン・シュターツカペレ・ドレスデン
ブルックナー:交響曲第8番
ぬぉぉぉ!!極めつけ。と同時にまたかい。
でも世界最高の音響を誇るルツェルンでこそ聴きたいですなぁ・・・。
2012年の来日公演でも同曲やってほしい。
翌日、ブゾーニ、プフィッツナー、ブラームス等を演奏。
9月15日
リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 序曲とバッカナール
ブルックナー:交響曲第6番
ブル6は、コンセルトヘボウとの名盤がありますね。期待大。
他にも、
・ハーディング指揮マーラー室内管の「魔笛」(演奏会形式、合唱はアルノルト・シェーンベルク合唱団!)
・ハイティンク指揮ヨーロッパ祝祭管のブラームス特集
・デュトワ指揮フィラデルフィア管の「幻想」
・ホーネック指揮ピッツバーグ響の
・メータ指揮イスラエル・フィルのチャイコフスキー特集(レーピンのヴァイオリン協奏曲含む)、舞曲特集(締めは「ボレロ」)
・ルツェルン響のブリテンのオペラ
・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルのスクリャービン他(ヴァイオリン:ユリア・フィッシャー)
・ウェルザー=メスト指揮ウィーン・フィルのドヴォルザーク他のプロ、シュトラウス他のプロ
・ネゼ=セガン指揮ウィーン・フィル(「未完成」「ダフクロ」他)
・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンのブルックナー他(バレンボイムはモーツァルトを弾き振り)、ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕(演奏会形式)とノタシオン(!!)
があります。
本当にプログラム数が多い・・・これオケだけですよ。
スイス人は羨ましいです。
ではでは。