2014/10/4
東京交響楽団 第623回定期演奏会

プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
~ソリスト・アンコール~
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ、カプリース
プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より

ヴァイオリン:マイケル・バレンボイム
管弦楽:東京交響楽団
指揮:サントゥ=マティアス・ロウヴァリ 


果汁200%の新鮮な音楽!ロウヴァリのチャラさと、プロコの人を食ったような、もっと言えば(とても良い意味で)聴く側を舐めたような音楽性がとても良く合う。バレンボイム息子氏は顔色一つ変えず難曲を弾き進む。ピッチと技巧は完璧、表現も粘りがあって良かったのだが、アツさは遂にアンコールの最後まで感じられずw ロウヴァリ指揮のバックはコンチェルトでも伸縮自在で、楽しい楽しい。
後半のロメジュリ、個人的に不得手な曲だったがそんなことは頭から吹っ飛んでしまった。普段上品な東響が大変貌し、劇性溢れる演奏に。ロウヴァリは前半以上に大胆不敵な指揮だが、それは全て曲への純粋な共感から出る動き。(カーテンコールでの所作も破天荒なのに何もいやらしくない 笑)
それにしてもあのホジャイノフ似の若武者、只者じゃなかった。東響と彼の縁が末長く続きますように。あとObトップに待望の荒さん復帰、おかえりなさいませ! 

プロコフィエフの音楽にこれまであまり馴染めなかったのだけれど、今日完全に解消されました。茶目っ気にクスクス笑いつつ、時たま紛れたワサビの辛さに泣く、いわばロシアンルーレットみたいな音楽なんだな。東響さん、ロウヴァリ、ありがとう(笑)