2016/11/20 ジンマン/N響 シューマン2016/12/6 上岡敏之/新日本フィル ストラヴィンスキー、チャイコフスキー、プロコフィエフ

November 25, 2016

2016/11/25 井上道義/N響 ショスタコーヴィチ

2016/11/25
NHK交響楽団 第1849回 定期公演 Cプログラム
@NHKホール

ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギス民謡による序曲
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
~ソリスト・アンコール~
プロコフィエフ:10の小品 Op. 12より 第10曲 スケルツォ

ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」

ピアノ:アレクセイ・ヴォロディン
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:伊藤亮太郎
指揮:井上道義
 


オール・ショスタコーヴィチ、「ロシアとキルギスの主題による序曲」は大フィルとも録音したレア曲、木管の野太いトゥッティに始まり徐々に民謡が入り乱れる様が痛快。ミッキー氏のタコ踊りも全開!ピアノ協奏曲第1番はソロのヴォロディン、トランペットの菊本氏共々超精密で大満足、弦楽オケも重心低い。

ショスタコーヴィチの交響曲第12番「1917年」、前半のダボっとした衣装から燕尾服に着替えたミッキー氏はN響から骨太なサウンドを引き出す。雄大な低弦のユニゾンに始まり、第1楽章の波状攻撃、第2楽章の冷ややかな質感を経て、第3楽章以降の大爆発へ。楽章のブリッジ部分ではN響の金管・打楽器がバシバシと叩き込み、どっしりと構えたまま輝かしい讃歌へ。終楽章のEs-B-Cダウンボウ連続は「第5番」のA連呼と同様じわじわと襲い来る魅力。ミッキー氏の久々のN響定期登壇は大成功に終わった。


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takupon68 at 22:30│Comments(0)公演評 

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