たくさん聴かな、あかんやん。

都内在住私大生。自分の心に正直に書きます。

October 2010

いよいよです、いよいよ明日です。

アーノンクール指揮CMWの、ハイドン「天地創造」!!

アーノンクール最後の来日公演ということで飛びついたこの公演、
曲目のハイドン「天地創造」については、恥ずかしながら殆ど存じ上げませんでした。

今週、ずっと予習していましたが、いや~素晴らしいオラトリオですね!

バーンスタイン指揮BRSOのDG盤を聴いていましたが、
壮大かつ快活に、天地創造が描かれていて、大好きな曲になりました。
特に声楽の扱いが素晴らしい。
これをアルノルト・シェーンベルク合唱団の演奏で聴けるとは・・・
何という耳の贅沢でしょうか!

ちなみに、明日私は私情により名古屋からサントリーホールに向かいます。
アーノンクール、お願い!台風14号を吹っ飛ばして!!

昨日のプレートル&ウィーン・フィル来日の件ですが、
私も西宮公演に馳せ参じることになりました!

高額なチケット代を払ってくれた両親に、感謝感激雨あられです。

老巨匠プレートルとウィーン・フィルの至高の芸術、たっぷり楽しんで参りたいと思います!!


ちなみに、私と同行する親友は、これが初の海外オーケストラ体験です。

初めてでウィーン・フィルって・・・


凄すぎやろ(爆)

ではでは。

皆様

遂に、遂にあの大巨匠が12年の時を経て、日本へ再びやってきます。

ジョルジュ・プレートルが日本で演奏会を開く時が再びやってくるのです!!!

このニュースを目にしたとき、私の目は大きく見開かれ、興奮のあまり頬は紅潮し、呼吸すらままなりませんでした。

今回の演奏会は空前絶後の超名演となるかもしれません。

完熟のプレートルは86歳、そして何より、近年最高の信頼関係にある、ウィーン・フィルを指揮しての演奏なのです。
曲目はシューベルト:交響曲第2番とベートーヴェン「エロイカ」。
特に「エロイカ」は、先年シュターツカペレ・ドレスデンを指揮した白熱の名演がマニア間で有名になっているので、期待は膨らむばかりです。

これは、組み合わせ、曲目共に手垢がべったりと付いた、ここ数年の外来オケの様相が
このプレートル/ウィーン・フィルの来日を機会に一気に吹き飛んでくれれば良いのですが・・・

ウィーン・フィル側も大変ですが、一番苦労したのは招聘したサントリーホールでしょうね。

何しろ、小澤征爾は食道癌でキャンセル、そしてその代役のエサ=ペッカ・サロネンも原因不明のキャンセル。
普通なら公演中止というのが妥当ですが、よくフランツ=ヴェルザー・メスト(次期国立歌劇場音楽監督、同時期にクリーヴランド管と来日)と
このプレートルという世界最高峰の指揮者達(ちなみにプレートルはギャラの高さも世界最高峰)を、
公演まで一ヶ月を切っているのに引っ張って来れたものです。本当に素晴らしいマネージメントだと思います。
また、今回の指揮者変更で、日本・東京が、ウィーン・フィルにとって確かに重要なステージであるということも痛感しました。
(ただの演奏旅行で、ここまで指揮者を変更しまくってまで公演を実現させるでしょうか?)

ああ、この僥倖・・・何とかして行く方法は無いでしょうか・・・。
目の前に落ちている一億円の束の直前で、手が出せないようで・・・歯がゆくて死にそうです。
ああ神よ!おお!!おお!!

詳細は下記のほか、サントリーホールの公式サイトでご確認下さい。
なお、サロネンが出演予定だった、西宮・川崎・宮崎での公演は、ネルソンスが川崎、プレートルが西宮・宮崎を、それぞれ東京と同じ曲目で受け持ちます。


出演 指揮: アンドリス・ネルソンス(11月1日)
        フランツ・ウェルザー=メスト(11月9日)
        ジョルジュ・プレートル(11月10日)

管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

日時・曲目 2010年11月1日(月)19:00開演(18:20開場) 指揮:アンドリス・ネルソンス
モーツァルト:交響曲第33番 変ロ長調 K319
アンリ・トマジ:トロンボーン協奏曲(トロンボーン:ディートマル・キューブルベック)
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 B178「新世界より」

2010年11月9日(火)19:00開演(18:20開場) 指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』から「前奏曲と愛の死」
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 ※ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 から変更になりました

2010年11月10日(水)19:00開演(18:20開場) 指揮:ジョルジュ・プレートル
シューベルト:交響曲第2番 変ロ長調 D125
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op. 55 「英雄」
※マーラー:交響曲第9番 ニ長調 から上記2曲に変更になりました

料金 S35,000円 A30,000円 B25,000円 C19,000円 D12,000円 【B・C・Dは売切】

会場 サントリーホール 大ホール

こんにちは。

最近、あまり音楽を聴く時間の取れません・・・。
もうすぐ定期試験、少し音楽とは距離をおかねばなりませんね。

さて、表題の通り、近日発売の2枚の新譜について特集したいと思います。

まずはこちら。
Wand_bruckner8_tokyo_1990
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版)
ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団
録音:1990年11月3日 東京、サントリーホール
収録:NHK マスタリング:斎藤啓介(アルトゥス)

2010年11月20日発売

HMVはこちら

この1990年という年は、ブルックナー・ファンにとっては忘れがたい年となったようです。
チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが、10月20日にサントリーホールでブル8の大名演を披露し、
11月3日に、ヴァント指揮北ドイツ放送響も同曲を同ホールで演奏しました。

この年は、ベルティーニ指揮ケルン放送響、
シノーポリ指揮フィルハーモニア管のマーラー・ツィクルス、
先述のチェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルのブルックナー・ツィクルス、
シュタイン指揮バンベルク響のブラームス・ツィクルス、
スヴェトラーノフ指揮ロシア国立響のチャイコフスキー・ツィクルスなどがあったようです。

この他にも多くの名コンビが来日し、それぞれが名演を繰り広げたそうで・・・。
今ではとても考えられません。バブル時代の象徴といえるでしょうね。

こちらのサイトで詳細をどうぞ。

チェリビダッケとヴァント。
よく比較されるように、全く違った芸風で、ブルックナー演奏の極致を描き出した二人の巨匠たち。
この1990年ライヴ、チェリビダッケの方は持っていますので、こちらも是非とも購入しようと思います。

続いてはこちら。

マーラー:交響曲第3番
イリス・フェルミリオン(メゾ・ソプラノ)
晋友会合唱団 NHK東京児童合唱団
エリアフ・インバル指揮東京都交響楽団
録音:2010年3月30日、31日 東京、サントリーホール
DSDレコーディング SACD Hybrid
2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)


2010年11月17日発売

HMVはこちら

遂に、遂にこの演奏が発売となります!!!
都響が新たな次元へと昇華したこの演奏が、遂に発売されるのです。
私も聴きましたが、もう言葉ではとても言い表せません。

第6楽章コーダの崇高な響きが、サントリーホールに吸い込まれていった瞬間は、
あの時、あの場所にいた人にしか分からないと思います。
あれほどの超級の名演奏が、果たしてどれほどマイクに収まっているのか・・・。

発売日を心待ちにすることとしましょう。

ではでは。

こんにちは!

先日予告しました通り、スクロヴァチェフスキ指揮読響のブル8を聴きました。

ブルックナー:交響曲第8番ブルックナー:交響曲第8番


アーティスト:読売日本交響楽団 スクロヴァチェフスキ(スタニスラフ)

販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント

発売日:2010/09/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する



HMVはこちら

昨日、封を開けて、「さわりだけつまみ聞きしようか・・・」と軽い気持ちで
プレーヤーのプレイボタンを押したこのディスク。

あまりの素晴らしさに、全曲通して2回繰り返し聴いてしまいましたよ。

未曾有のブル8祭りとなった、今年3月末。
ちょっと集計してみました。

3/25 インバル指揮都響(ノーヴァク版第1稿)@東京文化会館
3/25 スクロヴァチェフスキ指揮読響(ノーヴァク版・ハース版の折衷) @東京オペラシティ
3/26 スクロヴァチェフスキ指揮読響(ノーヴァク版・ハース版の折衷) @ サントリーホール  
3/26 秋山和義指揮広島響(ノーヴァク版第2稿)@広島厚生年金会館               
3/27 ティーレマン指揮ミュンヘン・フィル(ハース版)@ アクロス福岡 
3/28 ティーレマン指揮ミュンヘン・フィル(ハース版)@横浜みなとみらい

いや、異常ですよ、これ。
4日間で6回の演奏。平均1日/1.5回・・・
日本人どんだけブル8好きやねん(って私もか)。
私が行ったのは一発目のインバルだけです。

スクロヴァチェフスキ/読響に戻します。
このブル8祭りの中でも、多くの聴衆が涙し、「最高」の評価を与えたのは、
他でもないこのスクロヴァチェフスキの演奏なのです。
(読響はチケットの捌きが悪いので、1000円の当日学生券もあったとか。本当に行けばよかった・・・)

このブル8は、スクロヴァチェフスキの読響常任指揮者としての、最後の演目でした。
26日サントリーホールでの定期演奏会が最後の演奏会となりましたが、
このCDは25日、東京オペラシティでの追加公演のライヴ録音です。

全楽章通じて、枯れた味わいなど微塵もない演奏で、
ブルックナーに求められることの多い宗教性というよりは、
生きた人間の温かな息遣い、喜怒哀楽といったものが露骨になっているかと思います。

第1楽章冒頭の低弦は無骨。
全体的に極めて鋭いアタック・勢いのあるボウイングが印象的です。

全楽章見事ですが、何といっても、この演奏の真骨頂は第4楽章:フィナーレでしょう。
絶妙にテンポを動かしつつ、威風堂々と曲は進むのですが、
マエストロも感極まったのでしょうか、これまでの読響との演奏を愛おしく懐古するかのような趣すらあります。
コーダでのトランペットの刻むリズムの強調など、曲中で色々といじってはいるのですが、
あざとさを感じさせないのが巨匠の老練な技なのでしょうね。
雪崩れ込むように曲は閉じられます。

読響も、圧倒的パワーの金管群を初め、全力でスクロヴァチェフスキの要求に応えています。
いつもながら、その響きの豪壮さは国内では屈指のもの。

なお、一般にbetterとされているサントリーホールでの公演は、
下のようにブルーレイで発売されます。
欲しいですけど、財布は軽い軽い・・・(泣)

ブルックナー:交響曲第8番&第9番 [Blu-ray]ブルックナー:交響曲第8番&第9番 [Blu-ray]


販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント

発売日:2010/11/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する



HMVはこちら

チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルは晩年、ブルックナー演奏を求められ続けましたが、
その場所は本家ヨーロッパに続き、日本が最も多かったと言います。

―伝統的な交響曲作曲家としての頂点を極めたブルックナー。
(その後に続いたマーラー、ショスタコーヴィチらは、どんどん巨大化していきました)
ベートーヴェンなどと同じく、暗→明(勿論こんな単純な話ではありませんが)の方向性の顕著なこの8番は、とりわけ日本人の心に深く沁み渡るのでしょうか?
いずれじっくりと考えてみたい問題であります。

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